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写真撮って、日記書いてます。

「博物館バカ」ができるまで その1

なんば・通りの向こう

GXR + GR LENS A12 28mm F2.5

 

ここのところ、なんでわたしは博物館が好きなんだろうかと考えています。

といっても、「博物館バカ」ではないと自分では思っている。端から見ればじゅうぶん「博物館バカ」なのかもしれませんけど。

 

で、博物館が好きな一番大きな原因は親かもしれません。小さい頃に親に連れられて鹿児島の科学館や県立博物館(博物館別館も)、黎明館、そして地元の資料館によく行っていたのを覚えています。父親が理科の先生だったってのもあるのかな。歴史系博物館よりも自然史系博物館に出かけた頻度が高かったように思います。一方で母親は文系人間で歴史好き。そのおかげもあってか、「過去のこと」に対しての興味が醸成されやすい環境でした。

鹿児島の博物館の特徴って、再現展示が必ずあるという点かなと思います。館の中に自然を再現したコーナーとか、そういうのがあるわけです。鬱蒼とした屋久島の森とかを再現してあって、森の中の明るさまで再現してあって照明は付いているけれども薄暗い。小さい頃は怖かったです。怖かったけど探検するみたいで楽しかったことを今でも覚えています。それと恐竜少年だったので、化石とか骨格標本を見るのがすごくうれしかったです。プラネタリウムも面白かったし。

それなのに今勤めてるのは歴史系・文化系の博物館でやってることも歴史系なのだから、人生どこでどうなるかわからないものですね。

あとはトラウマ曲で有名なみんなのうたの「メトロポリタン美術館」。大貫妙子さんの曲でしたね。ベスト盤にも収録されてます。

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大好きな絵の中に閉じ込められる衝撃的な結末だし、あの女の子の人形のコマ撮りが怖くて頭から離れません。もしかしたら暗示のようなものがかけられていたのかも!!(それはない)。でも、そのくらい気になる音楽でした。

博物館のことが少しずつ頭に認識されはじめるのでした。でも、まだ「博物館の人になりたい」なんてのは思っていませんでした。この辺のことは、続いたらまた今後書こうと思います。

 

しかしなんであんなにあの時期、博物館に通う頻度が高かったのだろうかと今でも疑問に思います。今度実家に帰ったときに聞いてみようかな。