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写真撮って、日記書いてます。

「TA懇談会」とやらに参加してきた

私は学校でTA(Teaching Assistant)をやっている。作業内容は実習に参加している学生たちに「ああしてください」「こうした方がいいよ」という具合にアドバイス・指導したり、報告書をチェックしたり、先生と相談していろいろ決めたり…というもの。特に報告書関係の作業に時間を取られることも多く、意外と大変な役目である。

そんなTAをしながらこの1年間過ごしてきたわけだが、1月の頭に先生から「懇談会があるから行ってみない?」とのメールが。どうしようか考えたあげく、「行きます」と返事。
その懇談会が今日ありました。午後の3時から6時半までという長丁場。

会は6人くらいでグループ作ってディスカッションするというもので、くじ引きで班決め。するとあら不思議。周りの5人が理系の人たちで、私だけが文系というある意味アウェー的状況になってしまった。同じ班になったのは薬学部とか理学部とかいった人たちで「遺伝子が〜」とか「実験の器具が〜」といったことをしているんだとか。
私の方も所属している研究室の話をいろいろとして、お互いの環境を知ったところで「課題」。TAで困ったこととかを発表するというものが一つ。休憩を挟んで主催者側から提示された課題を選んでそれを話し合って発表する…というのが課題だった。

理系の人たちがほとんどなだけあって、実験中のこととかが困ったことだった。文系の私は「細かい仕事が多くて自分の時間が見つけにくい」と発表。でも彼らに比べたらもしかするととれてる方なのかもしれない。ここら辺は分野が違うからどうしようもない。
全体としては「時給が安い」「安い割に時間外労働が多すぎる」中には「報酬が単位だった」というものも。うーん、さすがに単位はひどすぎるんじゃないだろうか。

報酬が低いのは私も同感。実際月当たり5000円くらいしか稼げない。年間だと3万円くらいにしかならない(制限があるため)。それなのに時間外での準備等にかかる時間がものすごくあって、これに対して報酬が出ない。やる気も何もあったもんじゃない。
ただ、これは今後検討していくんだとか。是非ともTAのやる気向上の為にアップして欲しい。

もう一つの課題は「やる気のない学生をどうするか」。端的に言うとこうかな。やる気がなくなるのは授業に興味が無くなったり、単位が目的だったり、あるいはシラバスの内容と授業内容の食い違いからやる気がなくなったりするんじゃないかと捉え、それをどのように対処するのかをグループで話し合う。結論としては何というか、先生と学生との間を取り持ってうまく立ち回りをする、というモノになった。
他の班は「学生から告白された。受けるべきか。」とかいう課題に対して取り組んで発表していた(これ以外にもあったんだけれど、この課題が妙にインパクトが強くてこれしか覚えてない。汗。)。

そんなこんなで議論が盛り上がってたら予定の時間を30分オーバーして会は終了。いやはや、疲れた疲れた。理系の人たちの考え方ってのがちょっと見られたのが個人的には勉強になったかな。「あ、こういう風に考えていくんだ」みたいな。
感想を書いて今日は終了。今日でた意見は後でまとめてハンドブックにするんだって。
どんなのができあがるかな。って私はそのときまでTAやってるんだろうか?うーむ。