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写真撮って、日記書いてます。

またしても

また本を買ってしまった。この前購入した本さえも読めていないのに・・・ 今回購入したのは以下の本。
「世界征服」は可能か?
「世界征服」は可能か?岡田 斗司夫

筑摩書房 2007-06
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実は、中学か高校の卒業文集か何かに、 「夢は世界征服だ!」 なんて書いてしまったことがある。 今考えてみると、何というか、恥ずかしいというか よく書いたなぁ、というか・・・。 本書は真っ正面(どこが正面なのか実際わからないんだけどさ)から 誰もがあこがれる(?)世界征服について考えている。 似たような本はすでに柳田理科雄氏が書いているけれど (空想科学大戦だったっけ?たしかそんな感じのはず。) 手軽に読めるように書かれているのはこれが初めてなのかもしれない。 『バビル2世』に悪役(世界征服を目指す人)として描かれているヨミ様に どうしても応援してしまいたくなってしまう内容があり、 個人的にであるが、すごく楽しめた。 なんというか・・・世界征服するのってほんとたいへんだねぇ・・・ あと他にもう1冊購入。
ポケットに名言を
ポケットに名言を寺山 修司

角川書店 2005-01
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俺のポケットがあまりに貧しいことに改めて気づく。 どうしてこんなに名言というものはかっこいいのか! どうしてこんなにすばらしいのか! どうしてこんなに身につつまされてしまうのか! 俺はただただこの本を飲み込むしかなかった。 そしてこの本に出てくる本を読みたくなった。 読むべき本はまだまだ多い。 そして考えなければならない。 考えなければそれは果たして人間なのであろうか。 俺は人間なのか? ただ単に上から言われた命令をこなすだけの人形じゃないのか? もう人形でいることはやめた。 今日からは人形ではなくて人間でいよう。 人間!なんといいことばであろうか! 人間!しかし残酷な存在! 人間らしくあるために俺は本を読む。 そして、悩む。「人間とはなんぞや!」 俺はただただここにいたいだけだ。 そのために如何なる努力も惜しまない。 「ここにいるよ。」 そう叫びたいがために俺は今日も本を読む。 それがどんなに陳腐で古くさくてかび臭くても。 俺は 俺らしくあるために 本を読みたい。 ただそれだけだ。