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写真撮って、日記書いてます。

東京は何もかも早い

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685日目。仕事の日。

何でか知らないけど東の国にいる。遠い地で出張という名の仕事である。しかも一日。丸一日拘束されて終わったらさっさとおうちに帰りましょー的なものなので楽しみも何もない。昨年の電撃的日帰り出張よりかはマシだが、それでも博物館めぐったり展覧会見たり写真撮ったり新橋のプラモデルファクトリーとかアキバのヨドバシとか寄りたかった。終わりの時間が遅いので、そこから駅移動して新幹線となると帰宅もかなり遅くなる。結局あれこれ断念して帰らざるを得ないのである。終わってからのぶらぶらが楽しみなんだけどなあ出張って。

東京はみんな移動速度が早くて。同じタイミングで電車を降りた人が気付けばもう改札を通ってて、とかいう感じで。テキパキ動きすぎである。あーこれが20代くらいの頃から住んでたら自分も順応できてたのかもなあと思うと同時に、今それができないことへの悲しさ…というよりも諦めみたいなものと、まあいいかそういうのは若い人と東京で仕事する人のものだしなと納得する部分とがあって変な感情になる。わたしおのぼりさんでもういいや、みたいなの。若い頃はあるじゃないですか、田舎者として見られたくない、みたいなやつ。どう見ても田舎者丸出しなんだけど。そういう張り出してた部分が抜けてしまった。そういう意味では今はある種生きやすくなったな自分とも思う。

今回は丸一日の研修である。座学形式なのだが、広い机みたいなものがなくてメモを取るのに一苦労する。一応小さいサイドテーブルみたいなものは付いているが、小さすぎてB5ノート広げただけでいっぱいになってしまった。しかし構わず内容が進むのである…メモ取るの大変だった。

雑居ビル地下のカレー屋で昼飯。ご飯を食べようにも店が見当たらなくて探し当てるのに一苦労する。

事前に調べるのも何なのであてずっぽうで探してみたけど、たまたまオフィス街だったから食べるところが見つかったが、そうじゃなかったら昼ごはん難民になっていただろう。しかも見つけたお店は古くからやってるようなところばかりで、そうだな梅田のビル地下のお店に雰囲気は似ている。カレー屋があった階に他にあったのはうどん屋さんくらい。あとは飲み屋。カレーかうどんかで近隣のサラリーマンたちが分かれて押しかけていたのが少し怖かった。しかし店が他に無いのだから仕方ないだろう。少々殺気立っていた。

東京の人は食べるのも早かった。わたしが食べてる間に隣の席の人が2回入れ替わった。しかもみんな時間を気にしているのか普通サイズではなく小盛りサイズを頼んで、流し込むように食べて去っていった。そりゃ食べ終わるの早いわ。しかし昼飯をゆっくり食えない仕事とはいったい何なんだろうか。あまり考えたくはない。この地で仕事をするのは自分に向いてなさそうだ。そのことを再認識した。

帰りに東京駅地下にあるラーメン屋の集まりみたいなとこでまたラーメン食べて帰ろうと思いながらうっかり改札を通って中に入ってしまった。ここからじゃラーメン屋に行けないのである。しかし食べる時間的余裕もないし、出るのもめんどくさいし、帰宅ラッシュの人混みに入って行く勇気は無かった。

だからそのまま改札内で食べようと思ったら食べられる場所がどこにもない。結局さほど美味しくも無いけど高い駅弁を買って、お土産買って早めに新幹線に乗った。

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今回の楽しみの一つとしていただけに悲しみしかない。とほほ。次はもっとゆっくりした形で行動できるようであればいいなと思う。なんせ住んでるところより日が暮れるのも早いんだもん東京は。それまで早いのかよ。知ってたけどさあ、改めて考えるとすごいよいろいろと。

ラーメンゆっくり食べたかったな。