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写真撮って、日記書いてます。

まだまだ工作活動が待ってそうだ

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530日目。仕事の日。

朝からハレパネ切りの仕事を1時間ほどやっていた。

ハレパネとは発泡スチロールかウレタンかよくわかんないんだけど、そういった樹脂製の板の片面に接着シートが貼ってあって、そこに紙を貼ってパネルにできたりする便利な材料である。

ノリパネとかのりつきパネルとかいう商品名でも売られたりするし、普通にホームセンターで購入できる材料なので目にしたことがある人も多いかもしれない。

便利なんだけど、慣れないと切り出しのときに怪我しやすいしきれいに切れなかったりする。

片面の剥離紙を少しだけはがして貼りたい印刷物を少しだけ貼って、あとは剥離紙をスライドさせながら少しずつ印刷物を貼っていく…というやり方。剥離紙すべてをいっぺんにはがしてしまうと大変なことになる。余計なところに貼りついたり、気泡が入ってしまったり…汚くなる。使い物にならないものを作ってしまうことになる。

これがA5とかA4サイズ以下の小さいものならまだ新しく作る気になるが、それ以上の大型印刷物、例えばA1とかA0とかのサイズになるとめちゃくちゃ緊張するし、最初の方はうまくいったのによくよく見たら斜めに貼り付けていて、結局最後まで斜めになってしまうとか、途中で気泡がいくつか入っちゃってぽっこり盛り上がってるとか。リカバリーできる範囲ならまだいいが、斜めになってしまって最後がはみ出てしまうとか、そういうことになったらもう新しく1枚作った方がいい。いいけどやる気があるかはまた別問題になる。失敗するとねえ、精神的にダメージがでかいんだこれがな。

今回はA5サイズだったからそこまで緊張することはなかったけど、小さい分、作る数がものすごく多かったのでそっちの方で疲れる。A4サイズの紙に出力してあるのでA1のものだと複数枚貼れるし、そこからさらに半分大きさに切り出していくのでもっと作ることができる。しかしどのように配置するかは一つ考える必要がある。なんせ無駄な場所を作りたくないから。四角い形状のものならきれいに配置さえすれば何とか収まるが、時々角が丸いものとかもあるし、サイズが一つだけ異なるものもある。こうなるとパズルと一緒で、いかに1枚内にきちんと入るかをああでもないこうでもないと言いながら並べていくのである。これだけでだいたい10分は悩む。

でも決まればあとは早い。

あとはよく切れるカッターで(これ重要)一度に切り落とそうとせずに何回かかけて切っていく感じで。カッターを通した時の熱で微妙にスチロールが溶けて刃につくので切れ味がどんどん落ちるから定期的に刃を折らなきゃいけない。でないと手切るし。

気泡が入った時は針で小さく穴開けて、なるべくシワにならないように抑えていく感じで対応。とまあこういうのは学校では教えてくれないから自分で技を身につけるか先輩諸氏のスキルを盗むかなんだよね。なんだかんだで工作スキルが必要になるから、時々自分でもこの仕事って一体…て気持ちにもなる。

とりあえず今日のノルマは達成した。貼るものの方がまだ出来てないから切ろうにも切れない。トータルで60枚分くらいあるだろうか。今回はその1/6か1/4程度だから…まだまだ工作活動が待ってそうだ。

でも楽しいからいいんだ。久しぶりに無心になってカッター握ってた。どこかでこういう作業するのを求めてたのかもなあ。最近ガンプラとかミニ四駆組めてないし。ちまちまするの好きなんだよこう見えて。多分今週来週はこれが続くかな。