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403日目。仕事の日。
変に蒸し暑い。風はまだ心地よい感じではあるのだが、日差しがすでに梅雨の時期のモードになってるように見える。日差しだけジリジリしてるというか、そんな感じの。実家は既に梅雨に入ったとかいう話で、季節の移り変わりの早さを実感している。ついこないだゴールデンウィークあって母の日あって、だったはずなのに。気づいたらもう5月の中盤が迫っている。
尻に火が付いているので微妙に焦るが、なにぶん相手方の動きを待ってからでないと何もできない部分もあって、「焦ってもどうしようもない…でも焦る…もうちょっと早く連絡がないかな…」ひとりアワアワしている。
気持ちが急いてはいいものはできないというのは分かるのだが、時間に余裕がある中で動き出していたにもかかわらず、結局いつものとおりのバタバタになってしまっているから情けない。
窓の外はいい天気で風が気持ちよさそうに吹いているが、そんな場所で遊べなくてつらい。これが週末で、しかもコロナがなかったら公園でごろりとなりながらビールでもどうだ、っていう感じだがそれは遠い昔の話だわ。今ならベランダを快適にして、そこでゆっくりビールかな。何にしてもビールがあう季節だろうと勝手に思っている。
のんべえのセリフになりつつあるが、実際のところ家でゲームをしたくてもドラマかお笑い芸人のバラエティが点いてるし、ミニ四駆したくてもゆっくり取り組む時間が取れないし、部屋に篭りたくても篭れないし、で行き着く先がそういう発想なのである。精神的にはあんまり良くないな。うん。
午後からは会議がひとつ。来年度のことを決めるていうやつだ。今から動かないと間に合わない。本当は2年3年前くらいから動くのが適切なのかもしれないが、この辺はどうしても後回し後回しになってしまう。
時流を読んだり、これからどういう展覧会のかたちが流行るのかを考えたり。楽しいことは楽しいが、適切に読んでいかないといけないのが責任大きい。最終的な決定権はないものの、「まな板の上にあげる」話を探してくるのがわたしの仕事なので、候補を選ぶのが大変なのである。
どうにか自分の密かに希望する方向に話を決めることはできた。最初にネガティブな情報を盛り込めば議論をコントロールできるのかなとか思う。B案を通したい時にA案にあえて尾鰭をつけとく、とかいうの。そりゃ嫌な話聞いた後でいい話聞いたらどうしたって人間はそっちに向かうよな。自分の2倍くらい生きてる人から聞いた方法は間違ってなかった。
んで、そういう会議も無事終わってよかったよかったってしていたのも束の間、今度は今から抱えてる案件の問題にぶち当たる。ドラマとかでよくある「ふんわりした拒否」があって、どこをどうなおせば良いのかまったく分からない…こうもスプーンを投げたくなる衝動の案件ってのは久しぶり過ぎて、もう笑うしかない。
乾いた笑いしかないぞ。
なんでああも簡単にざっくり指示ができるのか。赤入れしてくれればどんなに助かるか。…時間足りねーんだよなこれ。だんだん不安になってきた。
イライラしていたら腹が減った。とりあえずなんか食べよう。明日には良い案が思い浮かぶはず。たぶん。
そう思ってないとやってらんなくなる。