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写真撮って、日記書いてます。

偶然の記憶の再生

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iPhone8 Plus

371日目。仕事の日。

二日間休みがあったけどぜんぜん休めた感じがしなくて、ダルダルな感じである。昨夜早く寝なかったせいというのもある。ここ数日間急に冷えてしまったというのもある。いろいろな要素が混ざり合ってるのでどれが原因という訳でもない。これは結構深刻な問題かもしれない。気分転換のミニ四駆も読書も出来てないし、趣味ってほんとに時間作らないと難しいよねーていう気持ち。もうこの話題何回目なのか。とにかく、美味しいもの食べて元気よく寝る、そんな暮らしが憧れという時点でいろいろ間違っているのかもしれない。たぶん。

最近、過去に撮影した写真を見返すことが多い。必要に迫られて引っ張り出す写真のついでに、そういえばあの場所の写真で何か無かったっけな、だの、この人の写真他にもあるかな、だの、とにかくiPhone側で検索かけては目的の写真をAirdropでMacに書き出すことが多い。写真.appでは重すぎて何も出来なくなってしまうので、ライブラリを共通化させているiPhoneでざーっと見ていくようにして選んでいる。これがなかなか楽しい。自分でも撮ったことを忘れていたようなものが不意に出てきたりするからだ。偶然の記憶の再生と言うべきか。以前お付き合いしていた女性の写真が出てきたときはどうしようかと思ったけど。消すのもアレだし、でも残しとくのも、なんてことをずっと考えるけど結論出ないわこれ。とりあえず結論は先送りした。いつものことか。そうだな。

しかしこれは逆に撮っていない写真もあることに気づいた。撮ったと思っていた写真が無いとか。数年前に国立科学博物館に行った際に撮った写真が1枚も出てこなかった。写真を探すときは最近は撮影地で検索しているのだが、それで出てこなかった。撮った記憶はあるが…こうなるとその記憶すら怪しくなってくる。他の撮影写真から類推してこの辺りの時期に旅行して撮っていたはず…と探すのだが、やはり出てこない。昔使っていたiPhoneかAndroid機で撮った記憶があるのだが、ぜんぜんなかった。タグが付かない普通のデジカメだったかなと思って時期を限定して探してみても、無い。

えぇ、じゃああの撮った記憶というのはいったい何なのだろうか。「撮ったんですよ…展示室で…確かにあのとき…」「よく見てください。そこに何が写ってますか?」「それは…」記憶のバグなのかハッキングなのかは分からない。ただ、周辺の時期を探しても無いということは消したか消えたか。消すことをほとんどしない人間なので消えてしまった可能性は否定できないけど、もう少し状況を切り分けて考えてみようと思う。

アレだな、ランダムで抽出した写真で展覧会やってみるのも面白いかもなとふと思った。カメラロールに保存されてた写真をアットランダムに選んで再配置するとどうなるか。誰かやってそうな企画だけど、逆に言えばみんなそれぞれのスマホとかiPhoneあるから、それだけですでに写真の持つ意味とかも違うわけだから、コンセプトは同じでも全く違うものが出来上がるのは当然だろうし、やる意義あるんじゃないのかな。なんて。そんなことをふと思いついた。あとはそれを詰めていく時間だな。通勤時間の合間にいろいろ出来るだろうか。今日からやってみようと思う。

あ、ちょっと楽しくなってきた。