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写真撮って、日記書いてます。

自問自答

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iPhone8 Plus

105日目。出勤の日。

コロナの状況下での初めての展覧会で結構ビビりながらやっている。担当者なので貴重な体験をしているといっても過言ではない。

そもそもスタッフ人数が限られているのに入館者数が非常に多くなると予想されるから、一人がいろいろと役割をこなさないとスムーズな運営ができない。臨機応変とかいうやつが求められてしまうのだ。

これが結構しんどい。要は、普段の1.5倍近く働かなくてはならない。食事もままならないし、休憩もなかなか取れない。

にもかかわらずこの炎天下である。外で応対していたら水分不足とかそういうのに普通になる。こないだもあと少しで倒れるところだった…危ない。このところ急に天候が変わって蒸し暑い日々が始まったので、熱中症の対策もできないまま現場に行くしかない状況が続く。

勤務先はある程度の人数を入れたら一時的に制限をかける、ていうルールになったので、人数制限が始まると外で待っていただくしかないのだが、待ち時間も30分~40分程度で推移している。今の段階でこれだから、4連休とかお盆時期とかどのくらいになるのかものすごく不安でしかない。時々電話で問い合わせがくるけど、今の時点でも見通しが立たなくて答えようがない。

待たせる=怒る人が出てくる、トラブルの原因だから対応する側もものすごく神経使う。

というかね、コロナ後の新しい生活とかいうけどそういうのやってる人あんまりいないんじゃないかな。みんな普通に以前と同じようにやってる。マスク全然着用していない人とかもいるし、待つことが前提の方針なのにそれが理解できないというか納得いかないというか、そういう人もいる(スーパーとか行けばたまにそうやってレジの人ともめてる人がいる)。こないだの土日はまだ穏やかに進んだからよかったけれど、子どもたちの学校が終わって夏休みに入った後とかどうなってるか全く見えないので恐ろしくて仕方ない。

人間が少ないうえにこういう神経まですり減らすような方針なのに、上の方から人員の補充は全く期待できない。令和のインパールかな。そのうち本当に「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」と言い出しそうで怖いとは数日前に書いたが、その不安が全く解決されていない。新しい生活ってのはそういうやつなのかい、どこかに負荷を加えるようなものなのかい、てことを思う。これで感染者出してみろ、袋叩きにされるぞ。

もう、そういうところまで考えなくてはならなくて、人を呼ぶようなことをしてよかったのかと今でも自問自答している。たぶんこの問いは会期が終わるまで続くんだろう。何かしら結論めいたものが見いだせたら良いのだが。