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思うだけならただなので。
社会人になってしばらくして、博物館勤めしているときにちょっとだけ古本屋をやってみたいと思った時期があった。ほんとにちょっとだけ。その時の仕事がイヤだったのかもしれない。
レトロな空間で古書に囲まれて過ごすという、商売そっちのけなお店のイメージが先行するのだろう。実際にそれをやったらあっという間にお店が潰れるし、別の食い扶持を探さなくてはならない。だいいち、わたしに商売のセンスはまったくない。店を作った時点でゴールと考えてしまい、その後の経営ができないだろう。というわけで夢の古本屋業は1時間程度で「ま、夢は夢だよね」と終わってしまった。
でも、もし仮にその時の思いつきを実行に移していたらどうなってただろう。写真集専門の古本屋とかやっていたら、違った人生を歩んでいただろうか。
古本屋に「なろう」系の本が多々あるから、この職業に魅力を感じる人は多いんだろうな。