Archetype++

写真撮って、日記書いてます。

CQCQ、の時代

セルフポートレート

iPhone8 Plus

実は昔、アマチュア無線の免許を持っていた。4級だったかな。コールサイン(JQ6●▲■)も所持。3級はモールスができて、電波出力もあがるとかだったと思う。小学6年生のときに取ったやつでそれなりに活用していた。ケータイが出てきたか否かくらいの時代だ。両親が持ってて、連絡手段として利用していた。自宅と車載それぞれ無線機があったような記憶がある。

しかし5年後の更新時にはそれほど使わなくなっていたように思う。父親も車載の無線機を取り付けていなかったんじゃないかな。ちょうど引越もあったので、その際に使わなくなったと記憶している。あとはケータイが我が家にも登場して、そちらの方が便利だということが分かって以降はいつの間にか頭の片隅の片隅に追いやられていった。確か2回目の更新はしなかったんじゃないかな。免許状はおそらく実家にあるだろうけど、資格は喪失しているものと思われる。

無線ではCQCQと呼び掛けるのがあって、要は「お話ししたいんですけど誰かいませんか」的なニュアンス。今でいう「出会い系」的な扱いといえば語弊があるが、まぁそんな感じだ。ただし、出てくるのは基本的に男性、しかもおじさんたちである。

不特定多数に向けて発信するのでかなりドキドキするわけだが、誰も反応してくれないときもあるからその時はその時でちょっと凹んだりしたものだ。今もまだCQCQは続いているのだろうが、高齢化も進んでるだろうな。一度だけ反応してくれた人は今何をしているだろうか。

通勤時の電車から海を見ながら、ふっと思った。