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写真撮って、日記書いてます。

博物館ワークショップについて思うこと

神戸の下町

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今は1月だが、すでに4月スタートの展覧会の準備を始めている。しかしながら、その展覧会に付帯して行う事業(要するにイベント)がなかなか定まらない。何をしたらいいのか思い浮かばないといった方が正しいか。上からは「ワークショプをやってよ」みたいなことを言われているが、この展覧会にあうワークショップって何だろうかと、そこでまた考え込んでしまうわけだ。

そもそもワークショップってほんとに必要なのかと毎回思う。博物館美術館のイベントとしてよく出てくるワークショップだが、果たしてそれが来場者に対して何を伝えたいのか(伝えたいことが伝わっているのか)、何を感じ取ってもらいたいのかという点がいまいち見えてこないものが多いのではないか。単なる遊びになってしまっていないか。遊びでもいいから、まずは人を館に呼び寄せることが大事だという意見もあるが、それは本末転倒になっていないかと思う。

という話を今の職場だとなかなかできずにいるのが今の不満というか、そういう部分。もっと議論を深めたいのだけれど、その相手が職場にもその近場にもいないから結局大阪近辺の研究会とかに混ぜてもらっている。ほんとはいるのかもしれないけれど。そんな不満を抱えていてもチラシのリミットは迫ってくるわけで。さてどうしようかね、何をしたら来場者に響くのだろうか。

 

ワークショップ―新しい学びと創造の場 (岩波新書)

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