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そういや先週これ見に行ってきたんだった、あやうく書くの忘れるところだった。
大阪のニコンサロンで開催されていた東松照明の『光源の島』を見てきた。
南国の風景があんなにきれいなものとして撮影できるのはすごいなー、と小学生並の感想だがまずはそう思った。数年前、私も沖縄に行ったことがあるんだけど、そんなに青い風景じゃなかった。
ギラギラとした日光でどこかハレーション気味の大気、コンクリだらけの道、あんまり青くない海。クーラーの効かないホテル。米軍放送。突然降ってくる雨。
そんなことしか覚えてないのは、那覇にしか行かなかったからなんだろう。糸満とかあるいはさらに南方の島々へ行けていたら、また印象が異なったものになっていたと思う。
ただ、やはりここで展示されていた写真は東松という「外部から来た人間の視点」のものであって、実際に現地に住む人には撮れない写真だし、撮らない写真なんじゃないかとも。どこかステレオタイプ的な「沖縄!」「南国!」て雰囲気がする写真なんだよねー妙に全体的に青?シアン?が強く出されているというか。それとも、この写真が撮影された後の数十年の間に「南国=こんな感じの所」てイメージが一般的になっていて、私自身がその枠に当てはめて写真を見ていたのかもしれない。どちらなのかはよくわかんないや。
反対に、現地に住む人が撮り続けた写真はどんなものなんだろう。こないだ再放送されてた「日曜美術館」、平敷兼七の回は録画したけどまだ見ていない。
こういうの見ると、実際に現地に見に行きたくなる。繁忙期避けて秋くらいに行ってみるのもいいかもなあ。