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写真撮って、日記書いてます。

天草エアラインで帰熊する、の巻

こないだ帰ったときに使いました

先日熊本に一旦戻ったとき、往路は空路で、帰路は鉄路を使いました。せっかくだし、熊本は天草の飛行機会社「天草エアライン」が運航する便で帰ることにしました。

swordfish-002.hatenablog.com

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熊本県人だけど、熊本にお金落としたかったし。

乗るのはこれ

最近新型になったプロペラ機です。「みぞか号」。

みぞか=天草の方言で「かわいい」という意。熊本市内の方?だと「むぞらしか」になるんだっけ。

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イルカをあしらったペイント。天草下島の北部、長崎に近い海だとイルカが見られるのでこのデザイン…らしいです。
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まさかのプロペラ横。
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熊本空港についたときの1枚。前半部分に荷物格納スペースがあって、乗客は後部のデッキから乗降します。私は非常口付近でした。足が伸ばせたけどちょっと落ち着かない感じです。ちなみに大阪から熊本までは1時間と30分くらい?もちょっとかかるかな。
ジェット機よりも低い高度なので、陸地の様子がよく見えました。
熊本空港に着陸するとき、阿蘇の家々がブルーシートで屋根を覆っているのを数多く見ました。まだまだあちらは回復が進んでないようです。そろそろ梅雨の時期なんだよなあ九州は。本格的に降り出す前に、どうにかしてほしいところ。

天草エアラインの問題点

そんなわけで、この飛行機に乗って熊本に戻ったわけですが、スムーズに行けたかというとそうでもなく。

荷物を預けるのに異様に時間がかかる

今回はまさにこれにつきました。フライト1時間前からカウンターがあいて、荷物を預けることができるようになるのですが、それが全然進まない。カウンター前で行列ができる始末でした。

理由は単純に、チェックインと荷物預けるのを同時に行っているからでした。特にチェックインはほかの航空会社のように二次元バーコードをかざすとか、クレジットカードを通してどうのこうのとかやるような自動ではなく、スタッフがプリントされた搭乗予定者名簿と搭乗者が持っている予約番号とかを、いちいち確認する作業を行っているからでした。

スマホとか、事前に予約してチケットを購入してる人なんかはスムーズにいくのですが、なかには予約番号を忘れたとか、搭乗者の氏名が間違ってるとか、そういう搭乗客もいるわけで。そういうトラブルが発生した場合、予約関係の確認は大阪ではできずに天草に電話確認することになっているようでした。1人の搭乗者チケットの確認に何回も電話かけるとか、そんなことも起こっていたようです。

また、天草エアラインJALとの共同運航になっています。大阪伊丹空港だとJALの手荷物預け場の端っこ、1ブース分が天草エアライン。なんだけどこれがわかりづらく、気づきにくい状況にあります。天草エアラインの略号AMXのロゴが入ってはいるのですが、ほとんど見えない。

そのため、搭乗を予定している人たちがカウンターの脇から「ここが天草エアラインのカウンターですか?」とか聞いてくるので、スタッフはいちいち手を止めて対応しなきゃならないわけで…結果どんどん遅くなっていくわけです。

私も30分待たされました。その時点で行列は1/3進んだか進んでないかの程度。ホームページには「20分前には手続きをお済ませください」なんてあるけど、とうてい捌ききれないように見えました。実際、フライトは遅れたし。昼飯を先に食べといて良かったです。たぶん食べる暇無かったと思います。

最近いろいろなところで特集されていたみたいだし、大手よりもちょっと安いから、これまで乗ったことがないような乗客が増えたのかもしれません。せめて自動チェックインのシステムが組み込まれていればもう少しスムーズに乗れたかもしれませんが、地方の小さい会社にそこまでできる体力があるかと思うと…うーん。

 並んでいたお客の中に、ほんとかどうかわかりませんが「この前もここでチェックインが遅れて欠航になった」なんてことを言う人もいて、このままだと「二度と使わん」ていう人も出てきそうな気がします。私も当日はかなり愚痴ってましたし。

乗り心地はいいし、天気のいい日は眺めもいい飛行機なので、ぜひともこの部分を改善して欲しいところ。そしたらまたこの便で熊本に行こう、って思うようになるんだけどな。