夕べやっていた『サイン』。
あまり興味がなかったのですが、
たまたま見てみたら独特の世界に引き込まれてしまいまして
結局最後まで見てしまいました。面白かったです。
内容は大雑把に言ってしまえば宇宙人が攻めてくる！な映画。
ただ、よくあるハードなSFではなく、むしろ人間の心の有様というか
そういったことがメインなので宇宙人の登場シーンも少なかった。
その為なのかどことなく重たい空気が漂っている。
主人公たちが姿の見えない敵（宇宙人ね）に
慌て、恐れ、混乱していく様子はものすごく不気味で怖かった。
宇宙人の出てくるシーンよりもこっちの方が凄く印象的。
雰囲気がどんどんと閉塞的な、息苦しいものとなっていく。
だから宇宙人が出てきたときはなんだか興ざめしてしまった。
ものすごくちゃちな感じがしたのだ。
宇宙人に考えを読まれないようにするという
アルミホイルか何かで作ったヘルメット姿は可笑しかった（笑）
あれでほんとに読まれなくなるのかねぇ。
監督は『シックスセンス』のシャマラン監督。
この『シックセンス』もなかなか面白かった。
同監督作品の『ヴィレッジ』も見たい所。
…でもちょい不気味系だと思うので（あくまでもイメージね）
見るには少々勇気が必要かなぁ。
