Archetype++

写真撮って、日記書いてます。

子供向け「博物館刊行物」をつくるのだが

新長田の市場

GXR + GR LENS A12 28mm F2.5

 

刊行物というとしっかりしたものに聞こえるが、実際のところはA32枚程度、両面1枚になる簡単な新聞みたいなものだ(以前ちょっとだけ日記にも書いたやつのこと)。参考になりそうなものがないので苦労している。

swordfish-002.hatenablog.com

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ほんとにゼロからの手探りで始めているので「学級新聞」に毛が生えたようなレベルといっても過言ではない。またデザイナーを雇う予算はないので、自分で記事書いて自分で写真撮って自分でレイアウトして、だいたい30部程度の配布、という完全な同人誌的扱いになっている。ワンマンアーミー的な気分で割と楽しいのだが、どうしても時間かかってしまって予定の発行日から遅れてしまうことが多々あるし、1号出したら即次の号に取りかからないといろいろと間に合わない。一人でやってるから他の仕事もあるし…でなかなかうまくいかないと思うこともある。

制作環境をこないだからインデザインに切り替えたが、これまで作ったものよりも文字サイズが小さく細くなってしまった。失敗である。ただ、文字の割り付けは非常に楽で、ルビを振っても間隔が詰まったりすることがなかったのがとても作りやすかった。冊子とか書籍とか作るためのソフトだよな、ほんと。いろいろ考えて、結局Illustratorに戻す事にした。割り付けは一般的な新聞を参考にしているが、あれほんとよくできてる。小さい中にどれだけ情報を詰め込めるかが考えられてる。

で、こうした新聞形式の継続発行(刊行)物はあまり見られないような気がしている。ワークシート類は配布しているのをよく見かけるが、それ以外のものは冊子とかそういう類は見かけるものの、新聞形式は少ない。しかも自分のところでレイアウトから印刷まで一貫して行うようなものはほとんどないのではないか。まあそんな手間かけるなら他の広報媒体使うわな普通。

何より作ったはいいけど、で終わってるのがほんとに悲しい。想定した読者層は読んでないみたいだし。あれかな、児童誌読んでもっと研究しないとダメかな。久しぶりに『月刊コロコロコミック』でも買ってみようか。

コロコロコミック 2017年 12 月号 [雑誌]

コロコロコミック 2017年 12 月号 [雑誌]

 

男児向けはそれでいいかもしれないけど、女児はどんな記事を参考にしたらいいのだろうか。これはこれで悩みどころである。『ちゃお』を買うべきか否か。

ともあれ、まだまだ研究が必要であることは間違いない。いろんな博物館の刊行物がまとめて読めたらいいのにな。こればかりは地道に足で稼ぐしかなさそうだ。