GXR + GR LENS A12 28mm F2.5
隠れ家的な純喫茶の、その日最後の客として入って、同行者と1時間くらいのんびり話し込んでいた。その中で出てきたのが「ドラゴンスレイヤー・スプーン」という「お話」。昔からそういう「ちょっとした物語」みたいなものを作るのが好きで、今回もその類を即興で作って相手に話したところ、えらく面白がってもらえた。
いやまあ、ティースプーン見ていて思いついたことなんだけど…。
「この柄が花柄になっている金のスプーン。これね、さる王家の家来の家来、まぁ召し抱えられていた騎士みたいな人?がドラゴン退治に出て、実際にドラゴンを退治しちゃった武器なんだよね。それを模して作られているの。」「で、1本じゃ本来は役に立たなくて、12本あるのよ。全てそろえると。揃って初めてドラゴンスレイヤー・スプーンとして機能するのね。」「ドラゴンの目をえぐってしまって、それが致命傷になって悪いドラゴンは退治されちゃう。で、その武器を模して王様がスプーンを作らせて、そのデザインがこのスプーンにも受け継がれてるのね。王家の花柄の紋章のデザインが簡略化されて、ここに付けられているわけ。」とかそういうもの。
すごく適当な話なのでディティールとかそういうのは置いといて。そして続きがどうなのかも置いといて。壮大な話が始まりそうで始まらないこの感じ。そんな話をまともに作り込んだら小説が書けるんだろうけど、私の場合はここまでが精一杯で、あとは尻すぼみになりがち。
設定だけ作って遊ぶ、なんてのが好きなのかもしれない。