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写真撮って、日記書いてます。

『応天の門』を購入した

 応天の門 1巻

何で勧められたのか忘れてしまったが、『応天の門』が最近読んだマンガの中で面白かった。在原業平(左)と菅原道真(右)の可笑しなコンビが(道真は業平とつるむことを嫌っているが)、平安京で起きる事件をなんだかんだで解決する、いわゆる「バディ」もの。それだとどこにでもあるようなマンガなんだけど、そこに宮中の権力闘争が関わってくるから面白い。社会的正義が宮中の正義とは限らない、そんな不条理を、学問一筋の道真は業平らとつるむことによって知っていく、というもの。

タイトルに『応天の門』とあるから、最後は「応天門の変」で伴善男が失脚していくところまで描くのだろう。

応天門の変 - Wikipedia

現在4巻まで読んだけど、どうにか藤原氏を排除したい伴善男と、その反対も然り、な動きがちらほら出てきている。日本史勉強したはずなんだけど、このあたりの動きはややこしすぎて頭に入ってこなかった覚えがある。あの頃持ってた資料集、一人暮らし始めてからも持ってきてたんだけどどこやったかな…あれ見ながら読むとなおさら楽しめるんだろう。

山川 詳説日本史図録

山川 詳説日本史図録

 

懐かしいな、高校の時はこういうのも教科書とセットで持ち運んでたな。 

 

今回は全巻Kindle版で入手。試しに1巻だけ購入してみたらついつい引き込まれてしまって2巻3巻と立て続けに購入してしまった。即入手できるのは電子書籍の強みだけど、支払いの事考えるとちょっとつらい。今月は調子に乗ってあれこれ買ってるからなおさら。

あとは手元で読みたいのでそろそろKindle端末かタブレット欲しいなと思っている。iPadあるいはAndroidタブレットのほうがあれこれできていいのかもしれない。新型のiPadが出たらつられて過去の中古が値下がりするだろうし、そのあたりが狙い目かな。

Fire タブレット 8GB、ブラック

Fire タブレット 8GB、ブラック

 

 Fireは価格が魅力的だけど、容量が少ないのがネックか。

どれも一長一短あって、予算のこともあってまだしばらく様子見。今までどおり、デスクトップのアプリ経由で読むことにする。

 

ちなみに続刊の5巻は紙の方は3月9日発売らしい。

応天の門 5 (BUNCH COMICS)

応天の門 5 (BUNCH COMICS)

 

 Kindle版はまだ先になるのかな。表紙の人、藤原基経が何やら企んでいるようで…という体で4巻は終わってしまった。さてどんな企みなのか。はやいとこ続きが読みたくて仕方ない。