最初の一枚か…なんだったかな
ともかく、私がはてなダイアリーやらブログに載っけた最初の一枚はどれだっけか。
…はてなフォトライフ確認したら今日の時点で4275枚あった。まぁあげてるようで案外あげてない感じかなぁ。ハードディスクにはそれ以前のものもあるようだけど。
わたしの「最初の一枚」
最初の一枚はこれだった。当時の実家近所の猫。おそらく当時使っていたケータイで撮影したやつだと思う。たしかP901is。日付は2006年8月13日みたい。
この子も数年前に亡くなったらしいし、実家自体引っ越したからなぁ。いろいろあったな。
ほんじゃまぁ、カメラ遍歴というか、使ってたカメラとそれで撮影した最初の一枚を載っけてみようかな。
※あくまでもはてなフォトライフにアップロードしてあるものです。ほんとの最初の一枚はもうないっぽいし。
Nikon COOLPIX P5000 の「最初の一枚」
Nikon デジタルカメラ COOLPIX(クールピクス) P5000 ブラック 1000万画素
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2006/03/16
- メディア: Camera
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2007年の写真みたい。
実は写真というものを意識して買った最初のデジカメがこれだった。その前は富士フイルムのやつだったかな、こわれやすい300万画素のやつだった。P5000は上位機で、大学院生になった時に調査で必要だから購入したように覚えている。
こないだの引越の時に出てきたけどまたどこかに行ってしまったな、防湿庫らへんにあるとおもうのであとで探してみる。
ちなみにこの写真は調査地で撮影したもの。
このカメラのいいところはコンパクトで高画質、ズームもついてる!という点かな。逆に悪い点はISO400以上になるとノイズがすごい、シャッターラグがあるという点だった。特に後者のラグは祭の写真を撮るときに問題になって、結局それから別のカメラに乗り換えた。
OLYMPUS E-510の「最初の一枚」
2008年の写真。
OLYMPUS デジタル一眼レフカメラ E-510ダブルズームキット
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2007/07/31
- メディア: Camera
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P5000からE-510に乗り換える間に、当時付き合ってた女性にいきなりふられたこともあって半年くらい死んでた。鬱なのか何なのかはわからないけど。
いや、たぶん向こうはじょじょに離れてたんだろうけど、こっちが気づかなかっただけかもしれない。とにかく最後あたりはやばかったけど、山ごもりと写真撮影の面白さに気づいてどうにか立ち直れたかなってときに購入したのがこれだった。
はじめて購入したデジタル一眼レフ機。しかも中古で購入。新品を買う余裕はなかったけど、価格帯が近いNikon D40とで迷った。ただD40はボディ側にモーターがないから使えるレンズが限定される、とかいう情報と、ゴミ取り機能が無いという点からやめた。E-510は手ぶれ補正もあるし、ゴミ取り機能もあるし、4/3規格だからレンズも最適化されてる、ってことで購入した。まぁまさかCFとXDピクチャーカードがじょじょに無くなるとは思わなかったけどな。
これはあらゆる調査に連れて行った。ライブビューをフル活用したり、祭の撮影の時なんかはP5000よりもはるかに撮りたいときにシャッターを切ることができた。青空なんかがきれいに写ったし、レンズも小さくてコンパクトだった。70−300mmなんか付けると迫力あったし換算600mmというのもでかかった。
OLYMPUS 超望遠ズームレンズ ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2007/10/26
- メディア: エレクトロニクス
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大砲っぽくなるのがかっこよかった。あとバッテリーも一度の充電で2週間くらいはフルに使えたのも大きかった。
なんだけどなんだけど。4/3の特質上、ボケが生じにくいし、やはりISO400以上のノイズが酷かった。それとセンサーが小さいからか白飛びなんかもしょっちゅう起きていたので、まともな写真を撮るのにはコツというかちょっとした工夫が必要だった。
このあとバイトしてちょっとしたお金を手に入れ、またカメラを購入するのである。
ちなみにこのカメラは今大分で女子大生やってる子にレンズと充電器とセットであげた。写真部の活動で使ってるらしい。ええこっちゃ。
なお立ち直れたと書いたけど、後輩や同級生からいえば「まだ無理してるでしょ」らしい。うーんどうだろ、これも私自身が気づいてないだけかもな。
RICOH GR Digital II の「最初の一枚」
と、その前に。RICOH GR Digital IIを購入したんだった。
RICOH デジタルカメラ GR DIGITALII 1000万画素 GRDIGITALII
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2007/11/22
- メディア: Camera
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ファイルを見ると2009年らしい。とうとう購入してしまった超高級機。このくらいから本格的にのめり込んでる感じかな。フォトライフ上の写真も大きくなってるし。森山大道の写真集なんかも買い込んでるし。影響うけまくり。
たしかこれが最初に買った写真集じゃなかったかな。 民俗学を専攻してたので遠野物語というキーワードに反応してしまい購入。んで、その内容に圧倒される。圧倒というか「なんじゃこれ!なんじゃこれ!」て感じかな。当時は報告書とかそういうのに写真を撮ってたから「きれいであること」「何が写っているかわかること」 が大前提だったし、写真ってそういうものだとばかり思ってたから、この写真集の写真のように真っ黒だったりぶれてたり荒れてたりと、もう「何が何だかわかんねぇ!」な写真ってアリなのかよ?って衝撃を受けたのを今でも思い出す。
まぁでもこのカメラは前書いたようにホコリが入りやすくて、結果的にじょじょに使わなくなってしまったカメラだった。高級機なのにぞんざいな扱いをしている過去の自分を殴りたくて仕方ない。
こないだ久しぶりに出したときの話はこちらに。
Nikon D80 の「最初の一枚」
いまも相棒といっていいカメラは2009年に購入。 D90が登場してしばらくして、ニコンダイレクトでおきたアウトレットセールにて購入したのを覚えている。
APS-C機でボケもきれいにでるし、ボディ側にモーターがあるので古いAFレンズもあるし、で購入した。相変わらずゴミ取り機能はついてないけどまぁそれなりに清掃してやれば大丈夫。そう思ってる。
このカメラと50mmF1.8Dレンズの組み合わせが一番好きで、単焦点の面白さを勉強したのもこのレンズだった。今のレンズのように静かなAFじゃなくてうなりを上げるモーター音なのもカメラを使ってる感じがして好きだ。
35mm版に換算すると75mm程度になるんだけど、これが中望遠でF4くらいまで絞れば被写体が浮き上がってくるという。やすいけどすごく重宝しているレンズで、仕事の物撮りもこれでカバーしてる。1.4はどういうわけか自分には合わなかったんだよな。不思議。
レンズやらムック本やらあれこれ買いそろえたのもこのカメラだ。
Nikon D80完全ガイド (impress mook―DCM MOOK)
- 作者: デジタルカメラマガジン編集部
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2006/09/29
- メディア: 大型本
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そんなこんなでこのカメラとも6年のつきあいか…その間にフルサイズ機は低価格になったし、APS-C機も性能上がったし、D300の後継機は出ないし…時代は変わった。
しかし枚数が増え、はてダに載せるにつれ、タイトルを付けることが苦手であることもわかってきた。最終的には無題のまま掲載。それをそのままこちらのはてなブログにインポートしちゃったもんだからアクセス数が全く増えません。そりゃそうだよね、タイトルも本文もない写真だけしかないページだったらアクセスしようがないもんね。
iPhone3GSの「最初の一枚」
2010年。
スマホにチェンジしたのがこの頃か。ここからますます写真が増えていくみたい。
GXR + P10 28-300mm F3.5-5.6 VC の「最初の一枚」
RICOH デジタルカメラ GXR+P10KIT 28-300mm 170550
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2010/06/04
- メディア: Camera
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2010年。ちょうど学会で韓国に行ったときに撮影。
GXR + GR LENS A12 28mm F2.5の「最初の一枚」
2011年の撮影。このユニットは最初から苦労した。
RICOH GXR用カメラユニット GR LENS A12 28mm F2.5 170560
- 出版社/メーカー: リコー
- 発売日: 2010/11/05
- メディア: Camera
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しかし出てくる写真の鋭さがすごかった。今でも相棒のカメラ。
とまぁそこらへんのことは数ヶ月前に書いたからそれを参照。
しかしここまでいったい何台使ってきたんだ。なんか数える気が無くなってきた。
Nikon NewFM2 の「最初の一枚」
これで終わりではないのだよ…はぁ。データによると2012年になってる。撮影地は二日市駅かな、JRの。
デジタルカメラからフィルムカメラへと逆行する形ではまってしまったクチです。NewFM2にするかF3にするか悩んだあげく、「電池が無くても動く!」というただ一点でNewFM2に決めました。ヤフオクで購入したんじゃなかったかな。
最新ニコンのすべて―ニコンFE2、FA、New FM2 (現代カメラ新書 別冊―35ミリ一眼レフシリーズ)
- 作者: 朝日ソノラマ
- 出版社/メーカー: 朝日ソノラマ
- 発売日: 1984/11
- メディア: 新書
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1/4000秒のシャッターもちゃんと動くし、これも私の相棒となってる。ただちょっと出番は少ないかな。フィルムもじょじょに高くなってるし、いつか使えなくなる日がくるのだろうな。
SO-03Dの「最初の一枚」
2012年。このスマホは非常に扱いづらいやつだったのを今でも覚えている。タッチを誤認識したり、いつまでもCPU使用率が下がらなかったり。困った子だった。おかげで写真も少なめ。Macとどう繋げるかも考え物だったからしょうがない。
iPhone5sの「最初の一枚」
2014年の撮影か。たしかこの前にもなんか撮影したような気がするんだけどフォトライフ上にあがってなかったみたい。
そうか、最後のカメラはiPhone5sなのか。ケータイに始まりスマホに終わるのはなんだか感慨深い。
それ以外の写真もある
アプリで加工したヤツとかは機種の情報を消しちゃうので、この中であげたカメラで撮ったけどデータなしに分類されてるってのもある。なのでもしかしたら最初の一枚とは違うのも混じってるかもしれない。
ちなみにInstagramの写真もあっぷしてあるみたいだけど途中でやめてるな…何でやめたんだっけ。覚えがない。
ふりかえっての感想
こうしてみると、自分でデジカメ買って写真撮りだしてまだ10年経ってないんだなってことが意外だった。その間にカメラが複数台に増え、レンズも増えた。よく資金が続いたなと自分でも思う。1台も手放してないしさ。
ところで10年間分、私は何を撮ってきたんだろうか。枚数だけ増えてその分の記憶が落ちてはいないだろうか。これから10年間、どんな写真を撮るんだろうか。これからも撮り続けることができるだろうか。 TwitterやFacebookなどで知り合った人たちが自分のテーマを絞り込んで撮影に熱中している姿を見ると、すでに届かないところにいるんだなと思うし、早く私もテーマを固めて撮影ができるようになりたいと焦ってくる。写真で飯を食うわけでは無いんだけど、自分のカラーを作りたい・残したいってのはあるかもしれない。
一向にうまくならないから辛いときもあるけど、たぶんこれからも半径5メートルくらいの出来事やらものやら人やらを撮影し続けるだろうと思う。
写真がもっと上手くなる デジタル一眼 撮影テクニック事典101
- 作者: 上田晃司
- 出版社/メーカー: インプレスジャパン
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これもう一度読み直そうかな。